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クリニックブログ

口腔習癖2015/09/16

こんにちは、表参道ヒカリデンタル矯正歯科です。


今回は不正咬合になる原因の一つでもある口腔習癖についてお話ししたいと思います。


口腔習癖とはお口から喉までの部分に対して無意識に繰り返し行う癖のことです。

口腔習癖はお口の成長発育において大きな影響を与える場合が多く、悪い歯並び(不正咬合)の原因となります。

また、矯正治療をして美しい歯並びになっても、口腔習癖が改善されない場合矯正治療後に後戻りする原因となります。


口腔習癖には以下の種類があり、それぞれ専門的な呼び方があります。


■指しゃぶり



指をくわえる癖を吸指癖(きゅうしへきといい親指を上に向けて上顎に押し当てるような指しゃぶりを拇指吸引癖(ぼしきゅういんへきといいます。この場合開咬と上顎前突が合併した不正咬合を呈する場合が多いです。


□3歳までの指しゃぶりは生理的行動として考えられていますので、無理に止めさせる必要はありません。5~6歳以降で指しゃぶりが

 残っている場合は、不正咬合の原因になってしまうので積極的に止めさせたほうがいいです。 

■弄舌癖(ろうぜつへき)

弄舌癖とは舌の突出や異常嚥下癖、咬舌癖などがあります。このような下の癖による過剰な舌圧が続くと、開咬を引き起こしたり空隙歯列弓(すきっ歯)になる場合があります。



■咬唇癖

 

咬唇癖とは唇を咬んだり、吸う癖のことを言います。

下の唇を咬んだり吸ったりすると上顎前突に、上の唇を咬んだり吸ったりすると下顎前突になる場合があります。

■口呼吸

口呼吸をしている人は、長時間お口が開いたままになっています。そのため、常に下顎と舌の位置が下に下がっている状態になっているので口腔周囲筋や顎の成長・発育に悪影響を与えます。顎の幅が狭くなったり、上顎前突になる場合があります。

また、口呼吸は口腔内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。


■態癖

態癖とは頬杖や横向き寝・うつ伏せ寝・食事の際に左右どちらかでしか噛まないなどがあります。

これらのことを続けると矯正治療中に歯を動かす矯正力よりも強い力が作用し、歯列が乱れて噛み合わせが悪くなることがあります。

意識的に改善していきましょう。

単に口腔習癖といっても、これだけの種類があります。

これらの事をやっていたら必ず不正咬合になるということはありませんが、口腔習癖を無意識でやっている頻度・強さ・期間との兼ね合いで不正咬合になってしまうことがあります。

意識的に気を付けるだけでも変化がみられるかもしれませんし、口腔筋機能療法で改善することも可能です。

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