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クリニックブログ

歯並びの基礎知識 投稿日:2015/09/09 更新日:2021/10/19

清水直子(表参道ヒカリデンタル矯正歯科院長)

こんにちは。表参道ヒカリデンタル矯正歯科です。

先日は歯並びコーディネーター研修会に参加してまいりました。

歯並びコーディネーターとは、患者様はもちろん一般の方に歯科矯正を正しく理解していただき、また身近なよき相談相手としてアドバイスできる人材を育成するための制度です。

講義の内容はこれから矯正を始めようとしている方にとても役立つ知識がたくさん入っていましたので、皆様に少しずつお伝えできればと思っております。

本日は歯並びの基礎的知識についてお話ししたいと思います。

悪い歯並び(不正咬合)には以下の種類があり、それぞれ専門的な呼び方があります。

〇歯並びがガタガタになっている状態を叢生(そうせい)といいます。

〇上の前歯が著しく唇側に出ている噛み合わせ(出っ歯)を上顎前突(じょうげがくぜんとつ)といいます。

〇下の前歯が上の前歯より唇側に出ている噛み合わせを下顎前突(かがくぜんとつ)といいます。

〇上下の噛み合わせのうち極端に開いている噛み合わせを開咬(かいこう)・オープンバイトといいます。

〇前歯が深く噛みあっている状態です。下の前歯がすっかり隠れてしまい、歯茎と噛み合って多い状態を

過蓋咬合(かがいこうごう)・ディープバイトといいます。

〇上下の歯が両方とも唇側に出ている状態を上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)といいます。

一言で悪い歯並び(不正咬合)といってもこれだけの種類があるんです。

ではどうしてこのような歯並びになってしまうかおわかりですか?

実は乳歯が萌出して永久歯に生え変わる間に様々な要因によって悪い歯並び(不正咬合)になってしまうんです。

その要因とは・・・

不正咬合の要因⇒⇒⇒遺伝的

          口腔内の環境⇒⇒⇒先天的(先天的欠如など)

                   後天的・・・①歯の早期喪失

                         ②軟組織の問題(舌小帯短小)

                         ③硬いものを噛む習慣の減少

                         ④顎の大きさと歯の大きさの不調和

                         ⑤口腔習癖

単に不正咬合といっても、原因はこれだけ多くの事柄があります。また、この原因が複雑に絡み合って不正咬合になることもあります。

遺伝的な原因や先天的な原因を予防することは出来ませんが、後天的な原因を予防することは可能です。

いかに予防して美しい歯並びを得られるようにするか、また矯正治療後に後戻りしないよう口腔習癖のトレーニングをし、改善することはとても大切です。ぜひご相談ください。

無料カウンセリング随時受け付けております。ただいまキャンペーンで相談にお越しいただいた方に無料クリーニングさせていただいておりますので、お問合せ、ご予約お待ちしております。

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