こんにちは。歯科衛生士の篠田です。
みなさんワイヤー矯正と聞いてどんなイメージでしょうか？
銀色の装置で目立つという印象があると思います。
ワイヤー矯正は目立つというデメリットだけでなくたくさんのメリットもあります。
今回はワイヤー矯正についてお伝えしていきたいと思います。
1.ワイヤー矯正とは
ワイヤー矯正とは歯の表側にブラケットと呼ばれる小さな装置をを装着して、ワイヤーを通し、力を加え歯を移動させる矯正治療です。一番よく行われている一般的な矯正治療法です。大体1ヶ月ごとに来院し調整します。
2.ワイヤー矯正のメリット
①取り外しをしなくてよい
取り外せる矯正装置は自己管理が必要なので苦手な方はワイヤー矯正がおすすめです。
②色々な症例に対応
複雑な症例にも対応することが可能です。
③細かな調整が可能
微調整することができます。マウスピース矯正では細かい調整できないため終盤にワイヤー矯正で治療することがあります。
④目立ちにくい裏側矯正がある
歯の裏側に装置を装着する方法があります。
3.ワイヤー矯正のデメリット
①目立ちやすい
当院では目立ちにくいセラミック製の装置を使用していますが、それでも気になる方は裏側矯正を検討されてみてはいかがでしょうか。
②歯磨きがしづらい
取り外しができないため歯磨きがしづらく虫歯、歯周病になりやすいです。虫歯、歯周病が不安な方は取り外し可能なマウスピース矯正も検討してみてください。
③痛み、違和感があったり装置で粘膜を傷つけたりする場合がある
装置を装着した直後は違和感を感じる方が多いです。ワイヤー交換した際に痛みが生じることがあります。3日から1週間程で治まります。
また、歯を動かす痛みだけでなく、装置で粘膜が傷つくことによる痛みもあります。対処法としてワックスを装置につけて保護する方法があります。
4.まとめ
今回はワイヤー矯正について紹介しました。
メリット・デメリットを理解した上ででご検討ください。
選択の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
